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【実機検証】カメラ性能比較 iPhone11 Pro VS iPad Pro

皆さん、こんにちは。 携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)

プライベートでもビジネスでも使う機会の多いカメラ機能。最近では、資料を撮影したり、現場写真を送ったりと使わない日は無いのではないでしょうか。その反面、以下のような疑問を持ってはいないでしょうか?

「iPhone11の超広角レンズとは?」
「iPhone11のナイトモードってどのように写るの?」
「他の機種とのカメラ性能の違いは?」

そこで今回は、Appleの高性能デバイス2台で検証していきます。トリプルカメラxナイトモードの「iPhone11 Pro」。そして、ノートパソコンが追いつけないほどのハイスピードと高機能カメラを持つ「iPad Pro」。この2台のカメラ性能を様々なシーンで実機比較し、進化したカメラ性能とその特徴について実際の撮影画像をもとにご紹介します。

また詳しいカメラ性能についてもまとめており、この記事を読むだけでiPhone11ProとiPad Proのカメラ機能を熟知することができますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、今回使用する比較デバイスは、iPhone 11 Proの2019年9月発売モデルと、iPad Proの2018年11月発売モデルとなります。

iPhone11 Proのカメラ性能

Apple iPhone11 Pro
iPhone 11 Pro
カメラ 超広角カメラ:焦点距離13mm、ƒ/2.4絞り値、5枚構成のレンズ、120度の視野角、4倍広いシーン、12MPセンサー
広角カメラ:焦点距離26mm、ƒ/1.8絞り値、6枚構成のレンズ、光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels、新しい12MPセンサー
望遠カメラ:焦点距離52mm、より口径の広いƒ/2.0絞り値、6枚構成のレンズ、光学式手ぶれ補正、2倍の光学ズーム、12MPセンサー
画素数:アウトカメラ/約1,200万画素,インカメラ/約1200万画素
ビデオ 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大60fps)
ビデオの光学式手ぶれ補正(広角、望遠)
2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大6倍のデジタルズーム、オーディオズーム

iPhone 11には、35mm判換算で13mm、標準カメラの0.5倍となる超広角カメラが搭載されています。iPhone 11 Pro、11 Pro Maxでは、さらに2倍の望遠カメラも搭載した、超広角・広角・望遠のトリプルカメラ仕様

超広角・広角・望遠のトリプルカメラ

iPhone 11シリーズでは、標準カメラでの撮影時にも超広角カメラが同時起動しており、ユーザーインターフェイス上では、両方の画角を確認でき、構図の設定にある「写真のフレームの外側を含めて撮影」をオンにすると、超広角カメラの写真データを同時に保持しておくことが可能になります。

1つのカメラのように使える3つのカメラで、様々な画角や補正・調整などが可能になります。例えば、超広角カメラの写真データでは、編集時に本来の標準カメラでは写っていないところまで使えるため、傾きを直したりするときにも一部分をカットせずに補正修正を行うことが可能となっています。

SNSや自撮りで欠かせないインカメラでも、広角撮影に対応。本体を横に傾けると、自動的に左右に表示が広がり、複数人のグループでセルフィを楽しめる仕様になっています。また、ポートレイト機能を利用すれば陰影のある美しい人物撮影が可能で、このクオリティも特筆すべきところです、

iPad Proのカメラ性能

iPad Pro 2020年モデル
iPad Pro
カメラ 広角カメラ:12MP、ƒ/1.8絞り値
超広角カメラ:10MP、ƒ/2.4絞り値、125°視野角
2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム、5枚構成のレンズ(広角と超広角)、より明るいTrue Toneフラッシュ、パノラマ(最大63MP)
画素数:アウトカメラ/約1,200万画素,インカメラ/約700万画素
ビデオ 4Kビデオ撮影(広角:24fps、30fpsまたは60fps、超広角:60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
より明るいTrue Toneフラッシュ
1080pスローモーションビデオ(広角:120fpsまたは240fps、超広角:240fps)に対応

iPad Pro 2020年モデルは、よりノートパソコンに近づき、更にはノートパソコンを超えるフレキシブルな機能を持ったタブレットとなりました。プロセッサーは2018年モデルのA12Xから、2020年モデルのA12Zへと進化しています。2018年モデルから、Lightningコネクタが廃止され、USB Type-C(USB-C)が採用されています。また、Apple Pencilとの併用で、インスタントメモ機能や手書き描画が可能になります。

LiDARスキャナを利用した計測アプリで、iPhone 11Proと椅子の計測、かなり正確な数値です

ハードウェア面では、超広角レンズとアップル製品として初めてLiDARスキャナを搭載しています。このLiDARスキャナでは、AR(拡張現実)アプリがシームレスになるだけではなく、「計測」アプリがより使いやすく正確に、人体のサイズや動きの認識もより精度が増すという新しいテクノロジーになります。アプリでは、身体機能評価ツール「Complete Anatomy」、家具配置アプリ「IKEA Place」、ARアドベンチャーゲーム「Hot Lava」、モバイルCADアプリ「Shapr:3DモデリングCAD」などでLiDARスキャナが活用されます。

家具配置アプリ「IKEA Place」

また、Magic Keyboardを使えばトラックパッドを搭載したキーボードとして、ほぼノートパソコンの様な形で使うことができます。従来通り処理性能、ペンシルの操作性、ディスプレイ性能などは、一般的なノートPCよりも使い勝手がよく、今までPCでは直感的に操作できなかったアプリや用途にも対応することができます。

iPhone11 Pro VS iPad Pro スペックの比較


iPhone11 ProとiPad ProのCPU性能を「Geekbench 5」で測定しました。
GeekbenchはCPU性能に特化したベンチマークアプリです。スマホCPUの純粋な性能を測るのに適した指標となる為、参考にしてください。2019年9月にリリースされたGeekbench 5を今回使用しています。Geekbench 5では、intel core i3-8100を1000点として評価を行います。

比較デバイスは、iPhone 11 Proの2019年9月発売モデルと、iPad Proの2018年11月発売モデルとなります。

iPhone 11 Pro 2019年9月発売モデル iPad Pro 2018年11月発売モデル
シングルコア 1339 1130
マルチコア 3469 4037
Geekbench 5 「iPhone11 Pro VS iPad Pro スペック」

どちらも標準アベレージを上回る数値で、特にシングルコアの数値が高いですね。

iPhone 11 Pro 12.9インチiPad Pro
サイズ 144 x 71.4 x 8.1mm 280.6 × 214.9 × 5.9mm
重さ 188g Wi-Fiモデル:631g / Wi-Fi + Cellularモデル:633g
ディスプレイ 5.8インチ Super Retina XDRディスプレイ
2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi
12.9インチ Liquid Retinaディスプレイ
2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi
カメラ トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠)
超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角
広角:ƒ/1.8絞り値
望遠:ƒ/2.0絞り値
アウトカメラ:約1,200万画素
インカメラ:約1200万画素
広角:12MP、ƒ/1.8絞り値
アウトカメラ:約1,200万画素
インカメラ:約700万画素
ビデオ 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大60fps)
ビデオの光学式手ぶれ補正(広角、望遠)
4Kビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)

【実機検証】カメラ性能比較

iPhone 11 Pro vs iPad Pro カメラ比較

左側がiPhone 11 Pro (2019年9月発売モデル)、右側はiPad Pro (2018年11月発売モデル)での撮影写真です、違いはいかがでしょうか?

iPhone 11 Proの方が明るく撮れています。天板の油の雫感も鮮明です。色味の感じが随分違うのが印象的ですね。

iPad Proのレンズはイエローがやや強く出ているように感じます。カップの輪郭の美しさはどちらも歪みなく流石ですね!!

iPhone 11 Pro超広角・広角・望遠カメラ vs iPad Pro光学ズーム

続いては、iPhone 11 Proの超広角・広角・望遠カメラを見ていきます。iPad Proでは、広角カメラからズームでの推移を確認していきます。色味や画角補正はしておりません。


iPhone 11 Proのナイトモード

大注目の夜景撮影です。iPhoneカメラは、比較的高水準なものの、ナイトモード機能ではファーウェイMateやサムスンGalaxy、Google Pixelなどの暗所撮影に特化した端末が非常に優秀でした。今回iPhone 11シリーズに搭載されているナイトモードでは、他デバイスにも匹敵するほどの非常に滑らかで美しい写真を撮影することができます。

ナイト(夜間)モードは、「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」のカメラで利用でき、暗い場所で自動的にONになります。暗い場所でもナイトモードを利用すれば鮮明に美しく撮ることが出来ます。撮影する場所の暗さに応じて、ナイトモードの写真はすぐに撮れる場合と、数秒かかる場合があり、数秒必要な暗い場所での撮影では、ナイトモードアイコンの横に数字が表示され、撮影の所要時間がわかります。

夜景など、かなり暗い場面でも、iPhone 11 Proを動かさずに撮影すれば、細部まできれいに、ノイズの少ない写真が撮れます。近くに光源がなければ不要な明かりノイズ(ゴースト)も無く、より美しい仕上がりで撮影することが可能です。ナイトモードは広角カメラの使用時にのみ利用できます。超広角やパノラマモードでは利用できません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、トリプルカメラxナイトモードの「iPhone11 Pro」。そして、ノートパソコンのような性能と高機能カメラを持つ「iPad Pro」。この2台のカメラ性能を様々なシーンで実機比較。進化したカメラ性能とその特徴について実際の撮影画像をもとにご紹介しました。

ここ数年のテクノロジーの進化と努力が垣間見える素晴らしい性能でした。
使用感としては、三脚などを利用しない場合にはiPhone 11 Proの手に馴染む感じと抜群の機動力がとてもよかったです。iPad Proはパソコンとして利用できる知能が備わっており、写真撮影だけではなく、加工やかなり精密な修正などもペンシルを使って行えるところが魅力でした。

クイックに利用するなら断然iPhone 11 Pro!! もっとパソコン並みのクオリティを求めていくならiPad Proがオススメです。カメラ性能だけで捉えればiPhone 11 Proが非常に優秀であったと言えますが、iPad Proはアニメーションや動画編集、Web会議用デバイスとしての愛用者が多いのも頷けます。

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