iPhone XR vs iPhone 8 シングルカメラ対決

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皆さん、こんにちは。 携帯電話&WiFiレンタルのププルです(*^_^*)

2018年冬モデルとしてリリース以降、優秀機種として人気の「iPhone XR」。 「iPhone 8」や「iPhone X」「iPhone XS」よりは大きいけれど、「iPhone 8 Plus」や「iPhone XS Max」よりは小さく、画面は液晶ディスプレイ。CPUが優秀でベゼルは太め。同時発売のiPhone Xシリーズとしては少し安い機種でもあります。

「iPhone XR」は、アウトカメラがデュアルではなく、シングルカメラ。TrueDepthカメラ搭載機種として、同じくシングルカメラである「iPhone 8」とはどこが違うのか…。

今回は、iPhone XRのカメラ性能に注目して、同シングルカメラ搭載のiPhone 8との比較実機レヴューを行い、進化したカメラ性能について実際のキャリア撮影画像をもとに比較しています。

iPhone XRのカメラ性能

iPhone XRのアウトカメラは、iPhone XS/XS Maxの広角カメラと同スペック。26mm相当の広角で、レンズの明るさはF1.8、光学式手ブレ補正付き。もちろん「スマートHDR」も搭載されています。

被写体との距離を把握して背景をぼかす、本格カメラと同様の機能を持っています。 撮影後の被写界深度調整もでき、デジタルカメラやPhotoshopアプリなどで使用するような高機能ぼかし調整を搭載しています。

iPhoneXにも搭載の「スマートHDR」機能では、その技術がさらに高性能になり、明部と暗部をコントロールし、より精細なディテールで自然な写真撮影が出来るように進化しています。

iPhone 8のカメラ性能

iPhone 8とiPhone Xのメインカメラはともに1,200万画素の同程度の性能を持っています。 iPhone 8では、F値1.8のレンズを搭載。手振れ補正機能は、静止画と動画で「光学式手振れ補正」が採用され、最大で5倍のデジタルズームにも対応しています。

従来機のiPhone 7から画素数こそは変わっていないものの、写真のディテール表現が大きく改善され、こちらも「iPhone XR」と同様の液晶ディスプレイとなっています。

iPhone XR vs iPhone 8 スペックの差は?

ここで、iPhoneのCPUのパフォーマンスの状態や性能を確認してみます。
CPUベンチマーク(スコア)を確認(計測)するアプリ「Geekbench 4」を使用して、iPhoneのCPUのベンチマークのスコアを比べてみます。

左側がiPhone XR、右側はiPhone 8となります。

標準アベレージの数値よりもどちらも良好な数値と言えます。

  iPhone XR iPhone 8
サイズ 150.9 x 75.7 x 8.3mm 138.4 × 67.3 × 7.3mm
重さ 194g 148g
ディスプレイ 6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ
1,792 x 828ピクセル解像度
4.7インチ Retina HDディスプレイ
1,334 x 750ピクセル解像度
カメラ アウトカメラ:約1,200万画素
インカメラ:約700万画素
アウトカメラ:約1,200万画素
インカメラ:約700万画素
連続通話時間 最大25時間 最大14時間

iPhone XRはiPhone 8の画素数はほぼ同じですが、iPhone XRでは32%大型のイメージセンサーを搭載しており、より多くの光を取り込むことが可能となっています。

さらに、iPhone XRのカメラはA12 Bionicと新しい画像エンジンを使うことでスマートHDRという高度な合成技術にも対応しています。この機能により、写真の明部と暗部により精細なディテールを作り出すことができます。

こちらは、左側がiPhone XR、右側はiPhone 8での撮影写真です、違いはいかがでしょうか?

草木のディテールも美しく再現されています。樹木の輪郭もすっきりとしていますね。

カップのフォルムに全く歪みがありません。iPhone XRの方が明るく映ります。

新宿の夜の大通りでの激しいライトアップも、ハレーションが無く、美しく再現されています。これは「スマートHDR」機能によるもので、電光掲示板や駅看板、信号機などの強い光の明部の情報もしっかりと読み取り、暗部の処理も高精細に表現することを可能としています。

また、iPhone XRで搭載となった「ポートレート」機能は、人の顔を自動識別して背景をぼかし、被写体を際立たせた高精細な写真を撮影できる機能がついています。 iPhone X以降に搭載されている、高精度の顔認識が可能な「TrueDepthカメラ」なら、ポートレートモードで美しいセルフィーを撮ることも可能です。

撮影した写真に、「ポートレートライティング」機能を使って、顔の造作を明るく照らす「スタジオ照明」、明るさの強弱を付けて印象的な陰影を作る「輪郭強調照明」などを加えることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
新しいiPhone XRでは撮影時でも明るい印象で、フォルムや仕上がりもクリアになっています。

iPhone XR、iPhone 8共に、シャッターを切るまでの動作がスムーズでストレスはなく、カラーバランスも肉眼とほぼ同じ色味となっています。どちらの機種も処理能力が非常に高く、高機能な「iPhone X」に比べて、コストパフォーマンスにも優れた「iPhone 8」といった印象です。

個人的にはホームボタンがあり、操作が慣れている「iPhone 8」の方が使い心地がよく、「iPhone XR」ではより本格的なカメラエフェクト機能と画角の広がりが追加され、よりスタイリッシュになった印象を受けました。

どちらも素晴らしい機種ですので、購入やレンタル時の参考になれば幸いです。

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