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携帯電話の充電が遅い!原因とスムーズに充電するための対処法6選

携帯電話の充電に時間がかかるようになったと感じていませんか。

使い始めた頃はすぐに充電が終わったのに今はなかなか終わらない、自宅に比べて外出先では充電が遅いということは珍しくありません。

この記事では携帯電話の充電が遅くなる原因と、時間がかかっているときにできる対処法を紹介します。

携帯電話の充電が遅くなる5つの原因

携帯電話の充電が遅いときには、原因として主に5つの可能性があります。

原因によって対処法が異なるので、まずはよくある原因のどれに該当するかを見ておきましょう。

劣化・寿命

劣化や寿命は充電が遅くなる原因です。バッテリーが劣化して寿命が近づいてくると充電に時間がかかるようになります。

ただし、充電器の寿命や、携帯電話本体の劣化が原因のこともありますので、充電が遅いのはバッテリーが原因と安易に考えないようにしましょう。

不具合・故障

充電が遅いときには不具合や故障が原因のこともよくあります。バッテリーだけが原因ではないのは劣化や寿命のときと同じです。

充電器が故障していたり、携帯電話本体が不具合を起こしていたりすると充電がうまくできません。また、充電ケーブルが部分的に断線していて充電が遅くなることもあります。

充電器の容量不足

携帯電話の充電速度は、充電器の容量によって影響を受けます。容量不足によって充電が遅くなることもあるので、今までと違う充電器を使ったときには確認しましょう。

今まで20Wのアダプタを使っていたのに、今回は5Wだったという場合には単純計算で4分の1くらいの充電力しかありません。

また、アダプタの容量が同じでも充電ケーブルが電力を送れないと充電速度が低下するので注意が必要です。

携帯電話を使用しながらの充電

携帯電話で操作しながら充電すると、満タンになるまでの時間は遅くなります。

バックグラウンドでアプリが動いていたり、スマートフォンのOSのアップデートが進行している場合にも同様です。使っていればバッテリーを消費するので充電速度が下がります。

携帯電話の発熱

携帯電話が発熱しているときには充電が停止される場合があります。過熱によって本体やバッテリーが故障することを防ぐための自動制御機能で、充電保留になると冷めるまで充電が再開されません。

充電中に携帯電話がいつもより熱くなっていたという場合には、発熱が原因で充電できていなかった可能性があります。

携帯電話の充電をスムーズにする6つの対処法

携帯電話の充電時間は工夫次第で早めることが可能です。ここではスムーズに携帯電話を充電するための対処法を紹介します。

アプリを終了させる

不要なアプリを終了させれば、携帯電話の消費電力が減るので充電が早くなります。

アプリの稼働によって発熱して充電が止まることもあるため、充電のときにはアプリは終了させる習慣を作りましょう。

必要なアプリは動かしていても構いませんが、最小限にすると充電を加速させられます。

機内モードにする

携帯電話を機内モードに切り替えると充電が早くなります。機内モードにすると通信がすべてオフになり電力を抑えられるからです。

ただし電話がかかってきたときは、受けることができません。

電源を切る

携帯電話の電源を切るとアプリも終了して通信も切れるため、消費電力がなくなって充電効率が上がります。

機内モードと同様に電話がかかってきても受けられないという問題はありますが、一時的なら大丈夫というときには充電スピードを上げる効果的な方法です。

劣化や故障をしているものは修理や交換をする

バッテリー、充電器、充電ケーブルなどの劣化や故障があるときには、修理や交換をしましょう。

バッテリーの持ちが悪くなっているならバッテリーを交換するのがおすすめです。充電器・充電ケーブルの劣化が疑われるときには、正規の製品を用意して充電しましょう。

携帯電話本体を冷却する

発熱が原因で充電が止まってしまうときには冷却しましょう。冷蔵庫や冷凍庫に入れるのは故障の原因になるのでやってはなりません。

携帯電話の本体に扇風機で風を当てたり、スマホカバーを外したり、涼しい部屋で充電したりする方法が適切です。

冷却効率を上げるために、ステンレスなどの比熱の高いものに接触させた状態で熱を逃がすのも効果的です。

急速充電器を使用する

急ぎで充電しなければならないときには、急速充電器を使えば充電の速度が上がります。

容量の大きい電源アダプタとケーブルを組み合わせることで、100W以上の充電も可能です。

急速充電器を使用するときには発熱が大きくなるため、冷却対策もして充電しましょう。

まとめ

携帯電話の充電が遅いのは、バッテリーや携帯電話本体が問題のこともありますが、充電器や充電ケーブルが原因のこともあります。

急いで充電したいときには携帯電話本体の電源を切り、急速充電器を使用するのが効果的です。

ただし、急速充電器を使用すると発熱が大きくなります。急ぎでないのなら正規品の充電器と充電ケーブルを用意して充電し、バッテリーや本体の負担を軽減しましょう。